心の健康にはリラックスよりも瞑想?
みなさんこんばんは。
スタジオサルーチェの下堂薗 綾子です。
当スタジオでは、毎週水曜日20時から開催中のピラティスセラピーを始め
イベントで『自律神経を整えるピラティス』やストレスマネジメントに力を入れております。
数日前にマインドフルネス瞑想についても触れましたが、
瞑想にはまだまだ様々な効果があるんですね。
色々調べていたら、『DMN:デフォルト・モード・ネットワーク』という言葉が目に入ってきました。
通称DMN=何もしないときに働くネットワークのこと
例えば、ぼんやり過去を思い出したり、未来を想像したりすることに関わっているものです。
ぼーっとのんびりリラックスする時に働きやすいDMN
これにより、脳は常にアイドリング状態になるそう。
このアイドリング状態が、過剰になると不安にとらわれるようです。
私も、ずっと忙しくしていて、この忙しさから解放されようと仕事をセーブした時期に
なんとも言えない不安に駆られたことがあり、腑に落ちました。
研究によって
このDMNは、身体の微細な感覚に対して反応したり、判断したりせずに観察していくような
瞑想(ヴィパッサナー瞑想・洞察瞑想)を行うことで、DMNの過剰なアイドリング状態を鎮めていくことにつながるようです。
瞑想にはこのヴィパッサナー瞑想とサマタ瞑想があるのですが・・・
この話の続きはまた今度ゆっくりしますね。
リラックスしていても脳の疲れが取れるわけではなく
脳には、瞑想によってDMNをコントロールすることが重要
緊張でもリラックスでもないそんな状態が脳にはベストみたいですね。
言い方を変えますと、アスリートの人がよく使う
「ゾーンに入る」というもの。
ぼーっとする時って必要と思っていましたが・・・
このことを知ると・・・
ぼーっとする=心の健康にはならない
ということが分かりました。
目を閉じての瞑想も良いですが・・・
好きなことに没頭するといった
いわゆる心が喜ぶ瞑想状態も、心の健康になりそうですね。
0コメント